『自由への旅』読書録Live録画


まずは本書を手元にご準備、ご覧になった上でお楽しみください!

瞑想実践の最良の手引きとなる一冊であろう本書を、禅僧としての経験をふまえて楽しみながら読んでゆく動画配信記録です。

 連載放送開始後まもなく、本書の日本語訳をお務めになった魚川祐司さんご本人からも、ありがたいことに応援のお言葉をいただき、大変身の引き締まる思いで(しかし本当に楽しく)読ませていただいております。

最終回まで放送した後にも魚川さんによるご感想&コメントをいただきました。ありがとうございます!

 

以下よりどうぞ!

第一回

1「心の準備」

ここを抜かしては全てが成り立たない“準備”について。

現代において残念ながら日本仏教の文脈ではあまり語られることの無くなってしまった面も感じます。

しかし、瞑想でも坐禅でもこの部分は全く共通すると言ってよい重要性を持つので是非ともよくよく味わってみていただきたい導入部分です。

 

 

 

第二回

2「基本的な技術と理解」

前回の話をふまえて、発展的にテクニカルな部分にまで触れる第二章です。

今後実践を通じて常に触れることとなる“パラマッタ(感覚)”と“パンニャッティ(概念)”について。

まさに瞑想実践の肝とも呼べる深奥な世界がここからはじまる、とてもワクワクする章でした。

 

 

 

第三回

3「ウィパッサナー瞑想への道」

ついに実践面にグッと踏み込み、個人的な、もしくは特殊な話も交えながらの回です。

この章以降は、実践の経験と照らし合わせることなく読み進めることが著しく困難となります。そのため、いかなる形でもよいので実践の励行が是非とも必要です。実践については、併せてこちらも是非ご覧ください!

 

 

第四回目

11の洞察智と禅の立場について

第三章までに、既に“なにをすべきか”という実践面は説明されつくしていると言っても良いのですが、今後の“なにが起こるのか、目指すのか”という洞察智の各段階についての説明である後半部分を読んでゆく前に、見ておいてほしい事柄を放送しました。

簡単な洞察智の概要と、段階的な修行段階を嫌う(曹洞)禅の立場についてお話ししましたが、ここで言ったような事柄は最終回でもまとめて扱うかと思います。

 

 

 

第五回目、六回目

4章と5章(①②の洞察智)

第一の洞察智「名色分離智」と第二の洞察智「縁摂受知」についてのお話しを中心に、禅との対比も踏まえながらのアレコレです。主な内容は以下。
章ごとに動画を分けました。

・心のコメンテーター
・サマーディ下における生活など

・世俗諦と勝義諦
・洞察智への執着など

第七回目

第六章 ③思惟智、第七章 ④生滅智

比較的重要な第四の洞察智「生滅智」に至るまでの二つの章を扱いました。

我々が携わってきた方法論から見ても重要なのだろうと感じる各洞察智の性質はしばしばあります。

その中でも特にここで語られているような内容は禅の指導者の中にも強調する方は多いとおもいます。

第八回目

第八章 第九章 ⑤~⑪行捨智まで

各段階の洞察智について、細かな段階設定の機微については正直言ってわからない点はハッキリとわからないと申し上げた上で、実践上から見て共感できる重要ポイントについてお話ししました。

実践上のある種のクライマックスともいえる部分ですが、最後までぬぐい切れぬいのちパワーと、その自覚によって要請される更なる実践についてお伝え出来たら嬉しいです。

第九回目(最終回)

第十章・第十一章 涅槃とその後の実践

遂に最終回となりました第九回目の読書録です。

“涅槃”についてのお話や、大乗仏教的な視点もふまえて興味深い点であった「涅槃と輪廻」もしくは「出世間と世間」の距離についてなど、これまでのまとめの意味もこめてちょっと踏み込んだお話をいたしました。

 

 

放送を終えて

 

全体を通して大変楽しく、また良い勉強をさせていただいた読書録でした。

もちろん本書はテーラワーダ仏教の伝統に連なる内容であって、ヴィパッサナー瞑想の経験がない我々にとっては、背伸びしたテーマであったともいえますし、話題を扱う力不足は事実であったと思います。

しかし、一仏教実践者の立場として隣の伝統や方法論について学ぶことは有意義なことでありましたし、その上で感じることや考えたことは、共有すべき面白い内容も少なからずあったのではないかと僭越ながら思い返しております。

特に実践面での意識の向け方や重要点など、多々共感できる内容も多くあったことと、本書におけるテーラワーダ仏教の方法論と大乗仏教など我々の立場の違いが指摘出来たことだけでも無駄なことではなかったのではないかと思います。

全九回の長時間にわたる読書記録となりましたが、仏アレの疑問点や興味に答えていただいた友人と、毎回のコメントを放送内外で頂きました視聴者の方々に感謝いたします。望むらくは仏教実践の妙と機微、その困難と危うさについて伝わるところが少しでもあり、適切な仏教実践の道を歩む人が一人でも増えんことを、と思います!









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