方法としては、坐禅やヴィパッサナー瞑想が交じり合って
なかなかオシャレなインストラクションになっています。
マインドフルネス瞑想のやり方
- 瞑想するために静かで適した場所を選んでください。
足を瞑想用クッションの上で組んで坐りましょう。
難しければ椅子の上でも構いません。あなたの足が床についていて、背もたれによりかからないように坐りましょう。
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手のひらを下にして、太ももの上に置きましょう。そして、背筋をまっすぐな姿勢したら、リラックスして堂々と坐りましょう。
目は開けたままにして、力を入れず楽に、たたみ一畳分(180cm)くらい先に視線を落とします。
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呼気(はきだす息)にあなたの意識をそっと向けましょう。
その時、周りの状況にも意識をのこしておきます。
呼吸のたびに空気が口や鼻孔から出ていくのを感じ、寄り添ってください。あなたが周りの空間に溶け込むような感覚です。
慣れてきたら、呼気(吐く息)と吸気(吸う息)に意識を向けてください。
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あなたの意識が息から離れたのに気づいたときは、ただ一言心の中でこう言ってください。
「考えている」
そして、息に寄り添うことに戻ってください。
行う理由としては、あなたを散漫にさせる思考、感覚、知覚に対して、「考えている」というラベルを貼っているのです。
思考を”良いこと”や”悪いこと”として判断しません。
思考が浮かんできたときには、優しく「考えている」とことばをかけてあげましょう。
そしてあなたの息と姿勢に意識を向け直してください。
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瞑想が終われば、落ち着きやマインドフルネス、寛容さががあなたの一日にやってくるでしょう。
瞑想と坐禅
海外で行われているマインドフルネス瞑想のインストラクションを引用しました。
とても優しい言葉使いで、瞑想がたのしくなりそうです。
日本の坐禅とかですと、張り詰めた空気で少し動けば「バシッッ!!!」と棒で叩かれたりするイメージがあると思います。
海外で受容された、メディテーションとは日本のストイックさとは一見かけ離れたようなもののように見えます。
でも、これらは、それほど違うものではないと私は思います。
仏教という文化も含めた宗教のダイナミックな動きであって、どちらが上とか下とかではありません。
現にアメリカで長年指導してきた藤田一照さんなどは、これまでの「坐禅」のイメージを転換させたようなレクチャーをします。
(興味があるかたはぜひhttp://fujitaissho.info/)
みなさんも一般的な「宗教」のイメージの枠にとらわれない瞑想や坐禅をやってみてもいいかもしれませんね。
まずは、やってみたらおもしろいかもしれません。
優れた記事を日本語に要約してご紹介する企画です。
日本文化としての仏教に慣れ親しんだ日本人にとって
時には新鮮な発見もあるかもしれません。
今回の海外記事はこちらHow to Practice Mindfulness Meditation