新企画【教えて!仏教の「アレ」】第一弾です。 仏教のアレに寄せられたご質問に対して、編集部の二人がお答えする企画です。 はじめのご質問は「師走」について。 一般に“お坊さんが走り回るほど忙しい”という意味とされていますが 実際のお坊さんはお寺でどのように過ごしているのでしょうか? |
と、言いたいところなんですが……
正直言ってわかりませんね
師走という言葉は私も
お坊さんになる前から知っていましたが
別に走ったりしないです。
今まで行ったことのあるどこのお寺でも
特別に12月が忙しくて大変
というイメージは無いです。
なぜ“師走”なんでしょう?
むしろ僕が聞きたいです。
もしかして他のお寺では忙しいのかと
友人のお坊さんに聞いてみたところ、
除夜の鐘の準備とか大掃除や
もち作りなどはあるのですが
別に忙しくは無いそうです。
法要が立て込むお盆や
お彼岸のほうがよっぽど忙しい
という意見をよく聞きます。
師走にお坊さんは走りません。
まぁ、もしかしたら一部の寺院や
違う宗派では事情が異なるのかもしれませんから。
「12月は心なしか葬式が多い気がする」
って言ってました…。
気のせいだろ!(笑)
と思ったのですが……
12月から2月までの間に
比較的多くの方がお亡くなりになるそうです……
季節の変わり目だから……。
一般のお寺はお葬式で忙しいかもしれません。
皆さんも季節の変わり目にはお気をつけて…。
12月といえば「臘八摂心(ろうはつせっしん)」です。
12/1-12/8まで坐禅するイベントですが
全部で108時間坐ります。
基本一日15時間ですね。
走るというより
一年で一番坐ってますね。
「師走」に坊主は走るのか、については
少なくとも走ってるやつ見たことない。
ということで。よろしくおねがいします。