禅語録を超訳する!②:世尊粘花(せそんはなをねんず)


 

 

前回はこちら!

 

世尊花を粘ず
むかしむかし

お釈迦さまがみんなのまえで

だまって花をつまみ上げました。

 

 

みんなわけわからなかったのでだれもしゃべりません。

 

 

ただ一人、マカカショウ尊者だけがにっこりわらいました。

 

 

 

お釈迦さまはこう言いました

 

「わたしには悟りがあります。

それは深くかくされた真実を見る眼

コトバで言えない安らかでおちついたこころ

そのホントの姿はまったく形がないので

言葉にできないなんかすごい真理です。

 

これを言葉にあらわすことなく

直接マカカショウにつたえたよ。

むもん
金色のお釈迦さん、ちょっと傍若無人じゃない?独りよがりだなぁ

いい人ひっぱりだして奴隷にしたと思ったら

羊の肉だよって言って犬の肉をうりつけるなんて。

 

 

いやぁ~やっぱりすごい人だな。

 

 

だけどさ、その時みんなが一緒に笑っていたら

どうやって悟りを伝えたのかな?

もしマカカショウを笑わせられなかったら

そしたらどうやって悟りをつたえたんだろ?

 

 

もし悟りを伝えられると言ったらみんなをだましたことになるし

もし悟りが伝えられないと言ったらどうしてマカカショウだけ

「伝えたよ」ってことにしたのかな

 

 

花をつまみ上げて

しっぽまる見え

カショウの笑ったかお

こりゃどうにもできないや

むもん

 

ふざけてると思いますか?ほとんどそのまま訳してます!

次はこちら!



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