ざっくりインド哲学②-地図としての哲学
以前、インド哲学における自己論の基礎について記事を書きました。 自己は世界の関連外であること、そしてそれは自我と峻別されるべきものでした。 今回はその自己論を踏まえて展開されたインドを代表する二元論と一元論の学派を紹介し...
以前、インド哲学における自己論の基礎について記事を書きました。 自己は世界の関連外であること、そしてそれは自我と峻別されるべきものでした。 今回はその自己論を踏まえて展開されたインドを代表する二元論と一元論の学派を紹介し...
インド哲学の自己論について、ポイントだけざっくりと見ようと思います。 当たり前ですが、仏教はインドで生まれ、日本まで翻訳に翻訳を重ねてたどり着きました。 その中では、日本の土壌にない議論や世界観が含まれています。 すべて...
僧侶の藤田一照さん、山下良道さんと哲学者の永井均さんが鼎談された本です。 藤田一照さんと山下良道さんは『アップデートする仏教』の中で、これまでの仏教とは違う〈仏教3.0〉ということを提唱し、現在もその活動を続けておられま...
仏教、とくに大乗仏教を学んでいるとかならず出会う「空」というキーワード。 その意味は歴史を通して一貫したものではなく、時代や地域によって意味やニュアンスが異なったものとして扱われてきました。 本書は「空」という言葉の変遷...
仏教は哲学的なのでしょうか。 実際に仏教に関心のある哲学者はどう思っているのでしょうか そしてこれからの仏教はどのようなアップデートを図ればいいのでしょうか。 哲学と仏教の相性 「仏教って宗教...
哲学者、永井均さんの『世界の独在論的存在構造:哲学探究2』についての感想です。 感想といっても、内容そのものではなくて、本の最後にある付論についてです。 この付論は、仏教やインド思想の無我・真我説を著者の<私>...
この外道が!!! 「外道」と聞いて何を思い浮かべますか? 意味としては卑怯者とか心無い人の行為として言われたりします。 と言われたらあまり良い気持ちは...
仏教との関連 仏教的に「読む」 お坊さんの役割ってある? もうやめて!仏教のライフはゼロよ! まとめ
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